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10/13diary 地に墜ちた浪速の闘拳

身内をリングに上げることはWBCルールでは禁じられているのを、
JBC(日本ボクシングコミッショナー)が超法規的特例で認めた時点で、胡散臭さが漂っていた今回のWBC世界フライ級タイトルマッチ。

結果は、挑戦者の惨敗。
しかもスポーツを冒涜する、アンフェアな反則行為とゆふ付録付き。

礼儀とマナー、スポーツマンシップの微塵もない、ダーティヒーローのなれの果ては、
あまりにも屈辱的な結果になりましたなぁ。

王者内藤選手の老獪な実力は周知の事実でしょうが、
やはり、神様は存在するということなのでしょう。

舌戦の幕開けは挑戦者がチャンピオンを「ゴキブリ」と揶揄したことから始まり、
調印式では「負けたら切腹したるわ」発言まで飛び出す有様。
あまりの無礼さに見てる側までひどく気分を害したものです。

更に試合中では、
トレーナーでもある父が「急所を殴れ」、元世界王者の兄が「ひじでサミング(目つぶし)をしろ」
とアドバイスしていたそうではないですか。
呆れた・・・・・。
これは四角いリングで、今まで拳ひとつで神聖な真剣勝負を繰り広げてきた、
全てのボクサーへの冒涜でしょう。

10/13diary 地に墜ちた浪速の闘拳_e0083155_1332397.jpgこれを機に、
当事者は勿論、周囲のプロモートする側もきちんと襟を正して欲しいものです。
感化され易い輩が、悪しき道徳を常識と勘違いしたら困りますものね。

それともう一つ、
個人的には亀田兄弟のキャッチコピー「浪速の闘拳」から、
「浪速」とゆふ冠を今すぐ外して欲しいですわ。
紳士的で誠実な浪速の人達も沢山いるので・・・・・。

by hinomarufighter | 2007-10-13 13:27 | 日記