母を連れて一泊で播州赤穂に旅行をして来ました。
母は少しの距離も歩くのを嫌がるので、かなり脚力が弱くなっているのでしょう。
出来るだけ車の外に連れ出して、歩くように促しました。
今回の旅行で脚力が弱まっているのを自覚したのでしょうか、
帰宅後は、彼女自らリハビリ施設を探して、通う段取りを進めていました。
まま、母の気付きのきっかけになっただけでも旅行は価値があったと思います(笑)
赤穂という街は小ぢんまりした街なので、一日で観光するには丁度良い広さです。
奈良から高速を利用して2時間ほどの距離です。
ます最初に、市の東部に位置する市立御崎レストハウスを訪ねました。
ここから見る海の眺望は素晴らしいです。
久々に海を眺めて、毎日海を眺められるところに住みたいとマヂ思いましたわぁ。
そこから更に東に向かい、「海の駅しおさい市場」に行きました。
そこでは今までで見たことのないチョー大振りの牡蠣を炭焼きにして堪能しました。
新鮮なので2分程度焼くだけで食べごろです。
10ケで1750円でした。
ここは水曜休園、9:00~16:00営業
それからホテルそばの赤穂わくわくランドの大観覧車に乗ろうと訪ねてみたのですが、
車で近くまで行けず、母の足のことを想い、諦めました。
母は早くホテルに入りたいということで、チェックイン開始時間の15時にホテルで降ろし、
僕は赤穂城と大石内蔵助を祭る大石神社を観光することに。
赤穂城は1648年から13年費やして築いた城で、変形城郭式の海岸平城だそうです。
広々として綺麗に公園化されており、ホッコリしますよぉ~。
桜が満開でした。
遠くに見える山の頂付近には大文字ならぬ赤文字がくっきりと見えます。
続いてたずねたのはお城の近くにある大石神社。
神社入り口には四十七士の石造が並んでいます。
実在した大石内蔵助を祭る神社です。
神社に隣接して赤穂名物塩饅頭の本家の建屋がありました。
市内観光を終え、ホテルに着いたのは夕方。
ホテルで一息ついて海を眺めると夕日がとても綺麗。
露天風呂を楽しんで、18時半からはお楽しみの夕食。
珍しいかさごのお刺身や牡蠣の白味噌鍋、鯛の粗炊き、鰹の西京焼き等、海の幸が一杯。
貝柱の酢の物もコリコリした触感は初めて経験するもの。
特に鯛のお刺身は弾力と脂の乗りは初めて体験する味覚でした。
鯛で有名な産地だけのことはありますなぁ。
ホテル祥吉は一人一泊21000円、
瀬戸内海に面した部屋、そして料理、
瀬戸内海を眺めながら浸かれる露天風呂が素晴らしいホテルです。
難を言えば、料理は大阪の割烹店レベルでしょうか、
もう少しサプライズな献立が欲しかったですかね。
帰りには姫路で高速を降りて、白鷺城の別名を持つ姫路城を訪れたのですが、
丁度改修の時期でお城は覆われたままでした。
母と旅行出来るのもこれが最後になるやも判りません。
写真も一杯撮りましたし、母も喜んでくれてたので、少しは親孝行出来たでしょうかねえ....。
# by hinomarufighter | 2012-04-05 07:17 | 日記