映画「永遠の0(ゼロ)」
最近まったく映画を見れてませんでした。
興行成績が6週連続第一位の映画「永遠の0」を見てきました。
館内のあちこちですすり泣きが聞こえる、心を熱くする映画です。
家族のために「生きて帰る」と常々標榜している、
当時としては常識外れの非国民的な海軍航空隊の名パイロットが、
最後は特攻隊として敵艦に飛行機ごと突っ込むまでを描いた映画です。
人それぞれ、心に琴線に触れる場面は違うと思います。
私は今の平和な日本があるのは、
祖父や父の時代の人達が熾烈な戦争体験を経て、
その後一生懸命復興に取り組んできたからこそ。
こうして曲がりなりにも穏やかな毎日を送られているのだ、ということを再認識しました。
特攻隊の死者4400人の半分の2200人は学徒動員だったそうです。
雨あられのように敵の砲撃が飛び交う絶望的状況下で、
敵艦に当たる前に次々に海に落ちる零戦の姿を見ていると、涙が溢れ出ました。
戦争の虚しさ、家族を捨てて国のために戦わねばならなかった時代が、
過去に確かにあって、
そこには逃れることのできない宿命に翻弄される日本人が多くいたというという事実を、
思い起こさせてくれる良い機会になったと思います。
僕も、戦争になって同じ立場になれば、
生きて家族のもとに帰ってくることに、きっと執念を燃やすだろうと思います。
NO MORE WAR.
LOVE AND PEACE.
by hinomarufighter | 2014-02-09 06:53 | 日記