ヴェルサーチネクタイ(私物) 7/22
ソリッドや小紋、ストライプといったオーセンティックな柄がトレンドの中心です。
Vゾーンの面積縮小と共に、ネクタイ受難の時代と言えるでしょう。
どこぞの雑誌がイタリア系やんちゃオヤジ化を煽っていますが、
貧弱なバックボーンのオヤジがやんちゃを気取ったところで所詮付け焼き刃に過ぎず・・・。
リッチなファッションアイテムで武装しても、
中身はただの発情中年やったりして・・・。
ルール違反の、勢いと無謀なだけのやんちゃスタイルには、到底迎合出来ませんが、
人生の先輩らしく、品格とマナーをわきまえながらも、
昔から沢山のやんちゃを重ねて来た、その延長線上のハートの若さと、
トレンドをきちんと理解できるエネルギッシュさを備えたやんちゃ中年なら、
歓迎されるべきやんちゃキャラでしょう。
さてこれはバブル真っ只中のやんちゃのステイタスシンボルだった、
ヴェルサーチのネクタイ。
創始者ジャンニベルサーチが98年凶弾に倒れたあとを妹ドナテッラが引き継いで以来、
毎年ミラノコレクションで話題を振りまく等、未だ勢いを失ってはいませんね。
今年の秋冬は80年代一世を風靡したYラインが復活し、
ベルベットやサテンの光沢感によってゴージャスな往年の息吹が蘇りました。
どこまで市場の反響を得ることが出来るのか、今から興味津々です。
オフタイム、久々にワルサ仲間と街に繰り出して、
たまぁーにやんちゃオヤジを気取るなら、
Vゾーンを低く抉ったジャケットに、これくらいやんちゃむき出しのデーハー柄のネクタイを合わせて街を闊歩したいものです。
(あ、こんなん受容してくれるのんは、派手好きの大阪だけでしょか?)
流行りのクラブのディスコナイトデーで、
仲間と往年のステップを寸分違わず揃いで踏んで、
若者の拍手喝采を浴びるおやぢ達って、如何でしょう?
どうせなら、街の鼻つまみモノとしてではなく、
「元気なオッサンやのぅ」として羨望の眼差しに晒されたいものですね。
by hinomarufighter | 2006-07-22 16:48 | ファッションアイテム