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007慰めの報酬

遅ればせながら、
TOHO難波で映画「007慰めの報酬」を見てきました。
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英国カルチャー好きの僕にとって、007は見逃せません。
ただ、
ピアーズ・プロスナンに代わって前作からジェームスボンド役のダニエル・クレイグは、
個人的には、クールなイメージが強くて、人間味が薄いイメージです。

実際映画の中でも、今までのボンドのように、
イギリス人らしいウィットに富んだジョークも殆どありませんし、
笑顔の場面もなかったように思います。

僕的には、
ボンドは沈着冷静ながら、紳士然とした知的な部分と、
茶目っ気タップリのプレイボーイ的部分の両方兼ね備えたキャラクターであって欲しかったのですが・・・。
これも時代の流れでしょうかねえ・・・。

映画は丁寧に作り込まれていて、
アクションシーンも多く、激しいシーンばかりで息つく暇もありません。
007の名に恥じない力作だと思いました。

話題の衣装は、
グッチの代名詞だった帝王トムフォードだそうです。
渋めのネクタイのコーディネートや、ボディラインを綺麗に見せる仕立ての良さはさすが!

ボンドカーは、
ピアーズプロスナンの時のBMWから、英国車のアストンマーティンになり、
時計は相変わらずオメガシーマスターでした。

40代の渋い役者でないとこのボンド役は務まらないのでしょうが、
ジュードロウやオーランドブルームのような、
若々しい俳優にシフトしても新鮮で話題になるのでは、と思えます。

by hinomarufighter | 2009-03-08 17:42 | 日記